2024/07/25
野球肘・テニス肘・ゴルフ肘でお悩みの方へ!原因と改善策を解説
野球肘・テニス肘・ゴルフ肘とは?
野球肘、テニス肘、ゴルフ肘は、それぞれ異なるスポーツでよく見られる肘の痛みを指す総称です。
これらの症状は、肘に繰り返し負荷がかかることで起こる「上腕骨外側上顆炎」や「上腕骨内側上顆炎」という炎症が主な原因です。
野球肘(内側上顆炎)
症状
- 肘の内側の痛み
- 肘の腫れや熱感
- 肘を曲げ伸ばししたときの痛み
- 投球時や投球後の痛みの悪化
- 肘の関節可動域の制限
原因
- 反復する投球動作
- 不適切なフォーム
- 筋力不足
テニス肘・ゴルフ肘(外側上顆炎)
症状
- 肘の外側の痛み
- 肘の腫れや熱感
- 肘を伸ばしたときの痛み
- 握力の低下
- 肘の関節可動域の制限
原因
- 反復する手首や指の伸展動作
- 不適切なフォーム
- 筋力不足
これらの症状が起こる原因は?
これらの症状は、肘に繰り返し負荷がかかることで、肘の骨と筋肉をつなぐ腱が炎症を起こすことが主な原因です。
特に、以下の要因が重なることで症状が悪化することがあります。
- オーバーユース: 同じ動作を繰り返すことで、肘に過度の負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。
- フォームの乱れ: 不適切なフォームで運動を行うと、特定の筋肉に過度な負荷がかかり、炎症を引き起こしやすくなります。
- 筋力不足: 肘を支える筋肉が弱いと、関節に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。
治療方法
NGSでは、これらの症状に対して、以下の治療を行います。
- 物理療法: 冷罨法、温熱療法、超音波治療などを行い、痛みや炎症を鎮めます。
- マッサージ: 筋肉の緊張をほぐし、血行を改善します。
- ストレッチ: 筋肉の柔軟性を高め、関節の動きをスムーズにします。
- 矯正: 関節の歪みを整えます。
- テーピング: 関節を固定し、痛みを軽減します。
- 運動療法: 筋肉の強化と柔軟性向上を目的とした運動を行います。
予防策
これらの症状を予防するためには、以下の点に注意することが大切です。
- ウォーミングアップ: 運動前に必ずウォーミングアップを行い、筋肉を温め、柔軟性を高めましょう。
- クールダウン: 運動後には、クールダウンを行い、筋肉の疲労を回復させましょう。
- ストレッチ: 定期的にストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めましょう。
- 適切なフォーム: 正しいフォームで運動を行うように心がけましょう。
- 休養: 十分な休養を取り、疲労を溜めないようにしましょう。
- 定期的なチェック: 定期的に専門家による身体のチェックを受けることをおすすめします。
まとめ
野球肘、テニス肘、ゴルフ肘は、早期に適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。
放っておくと、慢性的な痛みや関節の機能低下につながる可能性もありますので、症状を感じたらNGSへお早めにご相談ください。