2025/04/04スポーツ障害
暖かくなってきてからの久々の運動は肉離れに注意!もしもなってしまった時の対処と注意点を解説!
肉離れとは?
肉離れは、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋繊維が部分的に損傷するケガのことを指します。特にスポーツをする方に多く見られ、ふくらはぎや太ももの裏側(ハムストリング)などでよく発生します。
肉離れの治療方法
肉離れを起こした際は、早急に適切な処置を行うことが重要です。
1. RICE処置
肉離れの応急処置として、「RICE処置」が基本となります。
• Rest(安静)
無理に動かさず、負荷をかけない。
• Ice(冷却)
患部を氷や保冷剤で冷やし、炎症を抑える。
• Compression(圧迫)
テーピングや包帯で軽く圧迫し、腫れを防ぐ。
• Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に保ち、血流を抑える。
2. 整骨院での治療
肉離れの回復を早めるためには、整骨院での適切な治療が重要です。
• 超音波療法:筋肉の修復を促進。
• 電気治療:痛みの軽減と回復のサポート。
• 手技療法:筋肉の柔軟性を取り戻す。
症状が改善した後も、リハビリをしっかり行い再発を防ぎましょう。
春先の運動での注意点
春になると運動を再開する人が増えますが、冬の間に運動量が減っていると、筋肉の柔軟性や瞬発力が低下している可能性があります。以下のポイントに注意しましょう。
1. ウォームアップを入念に
運動前のストレッチや軽いジョギングで、筋肉を十分に温めましょう。特に寒い時期から運動を始める際は、普段より時間をかけるのがポイントです。
2. 徐々に負荷を上げる
いきなり全力で動くと、筋肉に過度な負担がかかります。最初は軽めの運動から始め、徐々に強度を上げるようにしましょう。
3. 運動後のケアを忘れずに
クールダウンとして、ストレッチやアイシングを行うことで、筋肉の疲労を軽減し、ケガのリスクを下げます。
柔軟性UPのためにすること
筋肉の柔軟性を高めることで、肉離れの予防につながります。
1. ストレッチの習慣化
柔軟性を向上させるためには、毎日のストレッチが重要です。
• 動的ストレッチ(運動前):軽いジャンプやラジオ体操のような動きを取り入れたストレッチ。
• 静的ストレッチ(運動後):ゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチ。
2. 筋力トレーニング
筋肉のバランスを整えることで、肉離れを予防できます。特に太ももやふくらはぎの筋肉を鍛えるスクワットやカーフレイズがおすすめです。
3. 体を温める習慣
お風呂に入って体を温めたり、軽いマッサージをすることで、血流が良くなり筋肉が柔らかくなります。
まとめ
肉離れを防ぐためには、適切なウォームアップとクールダウンを心がけ、柔軟性を向上させることが大切です。万が一肉離れを起こしてしまった場合は、すぐにRICE処置を行い、整骨院での治療を受けることをおすすめします。しっかりとケアをして、健康な体で運動を楽しみましょう!